象のしっぽを追っかける

Tの化石採集日記

「とある沢」探索3度目でD10

 二人は二日目のD1で進展があったようでその続き。私は「とある沢」リベンジに向かった。

 またまた転石から露頭を探るところからかと思いつつ沢の入り口から探索開始。前回は天気が悪く小雨が降っていた。生い茂った林の中のため地面が濡れるほどではなかったが沢の石を見るときにはヘッドライトも使うほど薄暗かった。こういう作業には条件が悪かったようだ。今回は沢の石も見え方が違うし、3度目にしてやっと、前回見つけた斜面の転石の延長あたりで腕足の入った石が沢を横切っているのを確認できた。ただこの石はサンゴがたくさん入った黒色頁岩層の石ではないようだ。前回も見て回った別の斜面で今回は、小さな枝状のサンゴがたくさん入っていてまるでペルムの松葉石のように風化した石を見つけられた。この石が年末に見つけた黒色頁岩が風化したものと思われる。斜面をジグザグにこの石をたどりながら登っていき、この石が途切れた少し上あたりでこの石の露頭ではないが、腕足の入った露頭に辿り着いた。この露頭は斜面に点々と続き、15~20メートルほど追跡できる。

 

Cyphaspis.sp 

 枝状のサンゴが入った転石から出てきたもの。W7ミリほど、はじめ左側の三角に見える部分が正中で、そこで折り曲げられ目がずいぶん下についていると思ったが、三角に見えるところは正中ではなく左側の眼の上あたりだ。頭部の右斜め前方から圧縮され、左側は2ミリない幅で折りたたまれている。この方向から見た形状が最も変形されないで残されているということになる。

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 この日の夜、早速フリックさんに見てもらった。頭鞍が雌型に埋まっている状態であったが(下段左)、雌型を見てあっさりと同定していた。

 画像を確認しないでクリーニングを始めたため肝心の頭棘の根元部部を半分飛ばしてしまったが頭棘が外側に向かって伸びて根元が太いのが分かる。ひどいクリーニングで申し訳ない。とんでもなく長い頭棘が確認できればよかったがこの先は残念ながら折れてないようだ。確かにこの角度で見ると、頭部前面が急角度で立ち上がりさらに頭鞍が盛り上がっているように見える。頭鞍が縦長に見えるのは縦に折りたたまれているからであろう。眼のように見えるのは眼ではなく根元が盛り上がったもの。眼はそこからさらに細く突き出しているのが雌型でわかる。写真ではわかりにくいが、目の根元と頭鞍には粒状装飾が見える。

 この三葉虫はデボンの森からチーク、フリックさんのD1の三葉虫のリストにも名前があり、前に画像を検索した時には、こんなものが出てくるものか?と半信半疑であった。生息域ヨーロッパ、モロッコ、北アメリカとある。当時の位置関係はわからないがずいぶん離れていたことだろう。内モンゴルとの関連が指摘されているところではあるがそれを一気に飛び越えてしまう。

 今迄に出てきた標本の写真を見てみたいところだがまだ見ていない。この形状であればチークだけでも同定ができそうだ。追加標本を期待したい。

 そしてこの日二人が行ってるD1では更なるサプライズがあったようだ。それにしてもフリックさんおそるべし。

 

不明種尾部W8ミリ

 上の石の近くにあった転石、周縁が広く中軸が円錐状。このタイプは見覚えがある。

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ロストロコンクL17ミリとcalceola(スリッパサンゴ)W13ミリ

 比較的化石のを多く含まない岩質の違う転石から出てきた。接着剤を使おうとしたらいきなり大量の接着剤が噴出してビカビカにコーテイングされてしまった。同じ石に入っていたcalceola(写真右)の内形雄型は大分浅く見える。因みにロストロコンクは上のCyphaspisの石にも雌型が入っていた。産出量が増えてきた。めずらしいものではないものになりつつある。

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不明種チークW5ミリと腕足、Leptaena?に似ているが内形雄型がこんな形状になるのか?W23ミリ

 これもまた岩質が違う転石。Kayseriaなど小さな腕足や化石片が点在する。サンゴは見当たらずあまり風化は進んでいない。

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 腕足の露頭は大きな石のまま腕足の断面が多数見えている。Kymatothyrisが目立ち、8センチ以上ありそうな大きなものの雌型もあった。腕足以外の化石は見当たらない。

W60ミリ、元の厚みはわからないが、平らだ。雌型に成長痕が薄く見えるが、カルサスがあるほかは目立った模様は見られない。D9の腕足ラインにも似たものがあった。

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上段はKymatothyris?下段左は見たことがない。

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Calymene sp.

 左隅がかろうじて胸部の一部と確認できる。その隣にあるのは胸部の続きとチークの一部かも知れない。この大きさであればカリメネであろう。右側2枚が雌型。剥がせる所を剥がしてみたが判別できるものではなかった。腕足ラインの5メートルほど下で掘り出した石から出てきた。石灰質の部分と砂岩が交互に重なっているようだ。ほとんど土に埋まっているが、ここも露頭と思われる。

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 このラインもどんなものが出てくるか見てみたいものだがここで時間切れ終了となった。結局丸1日この近辺を歩き回った。ただ今回は起点となる腕足の露頭を確認できたし、何本かのラインがあることを示すサンプルが得られた。黒色頁岩層の露頭を見つけるのを優先したため、沢を横切る腕足の入った露頭も確認しただけでまだ試していない。また、斜面の腕足の露頭の先がどこまで続いているのかとその上部はどうなっているかは今後の調査になる。先ずはいまだに見つけられない黒色頁岩層の露頭をみつけること。必ず沢を横切っているはずだ。Cyphaspisの追加標本もその中にある。

 とはいえ、今回は一定の成果があったのでこの近辺をまとめてD10とする。とうとう2桁になってしまった。場所もラインも違うので致し方ないのだが…。

 

 今回、D1の下部にも立ち寄っている。尾根筋では見つからなかったが中腹あたりで少し目が粗い岩質が違う石に化石を確認できた。あっても全然おかしくはないのだが…。ラインの特定までは至っていない。

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 複眼は確認できないが眼の形状からするとToxophacopsではなく Phacopidae sp. A のようだ。黒色頁岩層以外からこの三葉虫が出たのは初めてだ。生息期間が少し広がったことになる。

 

 最後にもう一つ。

 産地から持ち帰った石はクリーニングしてさらに何か入っていないか細かく割り、袋に入れている。今回のD9のクリーニングが終わった時点で、ふとこの袋の中の石には本当にもう入っていないのか?と思い、その中から2,3個取り出して割ってみたら突然こんなものが出てきた。

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W7ミリL14ミリAtopophacops?(ちびファコ)

 複眼と頭鞍の表面が雌型に張り付いているが保存がよく変形もしていない。デボンでまともな完全体は初めてだ。普通であればあれば結構喜ぶところだが、どうしよう?産出場所が分からない。周りの石が全部D9の石であるがD9でこんなに変形がないのはあり得ない。夏のキャンプからここののところずっとクリーニングを続けていて、そのときの石が紛れたとすると、ほぼ全部が対象になる。消去法で行くとD6あたりか?とも思うが定かでない。悩ましいところだ。まあ、これが不明種の完全体でなくてよかった。この三葉虫の完全体が得られたということで良しとする。尻尾の形状が確認できないのが残念。それにしても25×15ミリの石を割って完全体出てくるとはびっくりだ。

 

 二日目以降は別行動であったが、夜はボヘミやんに連れられて毎日違うところに食べに行った。全然高級なものではなかったが、どれもうまかった。二人との話は疑問に思うことをそれぞれ見解を聞けてすごく楽しい。フリックさんの鑑定は、こんなものが日本に?などという先入観などなく躊躇なく断じ、心強い。ボヘミやんに型取らせてと頼まれた「黒太郎」は30年預かっておいてと置いてきた。彼のメタボを止めるべくまた連れ出したいところだが、その前に私はまた歩き回ることになりそうだ。

 

 

20.9. ボヘミやん、フリックさんとD9 

 9月に入り、細々と続けてこれた仕事も底をつき、「う~ん、何か考えなくては…。」と思いつつ、例年この時期に駆り出されていた行事も軒並み中止ということもあり、「やった~。4連休!」ということで夜中に東北道を北上、再び北上に行ってきた。どうせ考えても変わらないし、こうしてみんなが自分のやりたいことをやることで世の中が回り仕事が戻ってくるのだ。と勝手に納得している。

 ということで、「黒太郎」をエサにボヘミやんを連れ出そうとしたところフリックさんも来るというので、ちょうどいい。現地で合流、3人横並びでD9の追加調査となった。前回までに掘ったところはまだそれほど掘り進めてはいない。「黒太郎」が入っていたあたりも含め続きを二人にお任せして、私はさらにその延長部分を探ってみた。

 折角ボヘミやんを連れ出したところではあるが結局のところ3人で1日掘ったものの、ぽろぽろと何か入っていたのは私の掘った延長部分だけだったようだ。ボヘミやんはやはり目が辛そうだった。二人はD9を1日で切り上げD1の続きに回った。前回、このラインの15メートルくらい上で転石からKymatothyrisを見つけている。その辺にもう一本別のラインがあるか確認しつつ私はあと1日D9を続けた。何か出てくるまで石を割り、何か顔を出したところかそれらしき断面が見えたところで止めて持ち帰った。ほとんど持ち帰ってからの作業になるので、成果のほどは現地ではわからない。D92日分のクリーニングは1週間かかった。

 

 割れた石に断面ラインが見えていたもの。意を決してタガネを入れたらこんなのが出てきた。頭部はないが結構にぎやかだ。中央はW20ミリほど、両サイドはW26~28ミリ。

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左W25ミリ、右見えてる部分で25ミリ。

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W28ミリ

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 8センチ角ほどの石を3枚に割ったもの

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 これがAcanthopygeの尾部だろうか?棘なしでW4、5ミリくらい?左側が掘りだせそうだがまだやっていない。これもクリーニングの時に出てきた。やっと出てきてくれたが、それにしても小さい。

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前回出てきた円盤状のサンゴ?と腕足W8ミリ。腕足はこのタイプが多いが、数は少なく稀だ。下段左はAtopophacops?と植物片。

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 何か入っていると持ち帰った石のなかには、ハズレだったものもあったが、結局のところ「黒太郎」は姿を見せなかったものの、そこそこの収穫であった。ここなら何か出てくれるだろうと連れ出した二人にはなんだか申訳がない。

 それにしても掘り進めると出なくなるように見える。風化具合はそれほど違わないので地表面に近いところにだけあるとは考えにくいのだが…。何かあるとその近くに何個かあるとかもう一つ重なっているとかする。一番上のものは集まっているように見える。ここで出てくる化石はほとんどが三葉虫でほかの化石は極めて少ない。そしてその分布はかなり偏りがあるようだ。

 D4で、化石が少ないのになぜ複数の三葉虫のパーツが固まっていたり重なっているのか?という話をした。埋まっているパーツに流されてきたほかのパーツが引っかかて固まるのでは?と、ボヘミやん。確かにそんな風に見えるものも中にはあったが、フリックさんから「脱皮場というものがある。」という興味深い話が出た。カニなどが脱皮の時に交尾をするために集まってくるのだという。三葉虫でそのことが定説になっているのかはわからないが、この化石の産状の説明には現実味がある話だ。


 今回はフリックさんのついでに私もボヘミやん宅に泊めさせてもらった。新築の彼の家は余計なものがなくシンプルで、ゆったりとして座り心地の良いソファーはすこぶる快適、まるでホテル暮らしのようであった。前回のキャンプ生活とはえらい違いだ。

 因みに彼の標本の収蔵庫は特注で、博物館級の彼の標本を収めるのにふさわしく立派なものだ。中身を見たのはまだ部分的、いつかじっくりと見せてもらいたい。

 

 3日目は「とある沢」探索、3度目。

北上山中にて自主隔離? その6

D5

 途中に立ち寄ったことはあるが、このポイントを掘るのは2度目だ。前回は、入っている化石は少ないものの、それでも1日でファコプスやDechenella minima、プロエタス系の頭鞍、チーク、2,3種類の尾部などそこそこの量と種類を採集できた。ファコプスの中には複眼のレンズ数が6列で頭鞍のブツブツの形状が妙にはっきりとした明らかにタイプが違うと思われるものもあった。しかしながら前回の時点ですでに石は固くなり産地としてはどんなものかと思われたポイントである。

  今回はその追加調査であるのだが、やはり石は固く化石は少ない。そこそこ掘ったので、前回の分と合わせてちょっとした穴になった。続きを掘る人がいたら、なぜここでこんなに掘ったのかと思うことだろう。ここは三葉虫の不明種が多い。風化した延長を探ればまだ可能性はある。

 ファコプス.sp  複眼は8か9。10列はないようだ。因みに前回採集したものの中には7列というものもあった。

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 Dechenella minima 頭鞍2個体

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不明種チーク2、尾部4個体。

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 腕足も少なく小さい。巻貝を含め出てきたものを並べておく。

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D7 

 前回 掘り出した岩のポイントがなかなか特定できず大分探し回ってしまった。風化したファコの尻尾の雌型やサンゴがが転がっていたりするので大体この辺というところだが露頭を掘り当てるには至らなかった。写真上段はその辺の石。枝状のサンゴの構造が残っているがタイプが違うようだ。そのほか、単体サンゴやウミユリが入っている。ファコの複眼の雌型の一部も見えていた。(上段右端)10列まで数えられた。前回の石もそうだったのだが、この石は小さいにもかかわらず途中で砂岩から泥岩に岩質が変わっている。もしかするととても薄い層かも知れない。

 ポイントを探しているときに少し離れたところの転石に腕足が入っていた。次につなげるためにも別のラインがないものかと近辺を探して見ると新たに腕足が入った露頭を見つけた。露頭と言ってもあらかた土に埋まっているのだが…。終了間際のため石を掘り出すところまではやらなかったが、Kymatothyris、W50ミリとD4にあったと思われるものW38ミリなどが出てきた。(写真下段)

 難儀な場所だし成果も薄いがもう少し掘ってみようと思う。

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